ハンターハンター389話呪詛ネタバレ考察!カミーラ私設兵や死後伴侶も

こちらでは、HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の以下の事柄について迫りたいと思います。

■ 漫画原作版第389話「呪詛(じゅそ)」:
・ストーリー概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・考察感想
・無料動画or漫画

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)第389話|ストーリー概要&登場人物&あらすじ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)第389話|ストーリー概要

◯ ストーリー
■ ストーリー話数:
第389話
■ ストーリー題名:
呪詛(じゅそ)
■ ストーリー区分:
暗黒大陸編
■ BACK:
第388話「思案(しあん)」
■ NEXT:
第390話「衝突①(しょうとつ①)」

Sponsored Link

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)第389話|登場人物

主人公の関係者

・イズナビ
ハンター協会員、プロハンター。
クラピカの念の師匠。
第6王子タイソン護衛。

・バショウ
ハンター協会員、プロハンター。
念能力者で、具現化系。
俳句や川柳を咏み現実に起こす念能力。
リーゼントともみあげが特徴。
ハンゾーと同じ小さな島国ジャポン出身、クラピカとはヨークシンシティ編からのつながり。
第7王子ルズ-ルス護衛、馬が合う。

カキン帝国王族

・ベンジャミン=ホイコーロ
カキン帝国王族第1王子。
第1王妃ウンマ第1子、長男。
筋骨隆々の巨体の男性。

・カミーラ=ホイコーロ
カキン帝国王族第2王子。
第2王妃ドゥアズル第1子、長女。

・チョウライ=ホイコーロ
カキン帝国王族第3王子。
第3王妃トウチョウレイ第1子、長男。

・タイソン=ホイコーロ
カキン帝国王族第6王子。
第4王妃カットローノ第1子、長女。

・ハルケンブルグ=ホイコーロ
カキン帝国王族第9王子。
第2王妃ドゥアズル第4子、次男。

・ドゥアズル
カキン帝国王族第2王妃。
ホイコーロとの間に4子出産。
長女カミーラ、次女ツベッパ、長男ルズ-ルス、次男ハルケンブルグ。
控えめな性格、処世術は「動かないこと」。

カキン帝国護衛、非戦闘員

・バルサミルコ=マイト曹長
第1王子ベンジャミンの私設兵隊長。
顔の左側に傷があり、小柄な黒人。
ベンジャミンの直情的な性格を理解し、冷静な判断力と発言力を持つ腹心。

・カンジドル
第1王子ベンジャミン私設兵。
えびす顔の男。
第7王子ルズ-ルスへ出向。

・コベントバ
第1王子ベンジャミン私設兵。
第1王妃ウンマ所属兵。
第3王子チョライへ出向。

サラヘル
第2王子カミーラ私設兵隊長、男性。
念能力者、呪憑型、第14王子ワブル呪詛担当。

モスワナ
第2王子カミーラ私設兵、女性。
念能力者、呪憑型、第1王子ベンジャミン呪詛担当。

バケット
第2王子カミーラ私設兵、女性。
念能力者、呪憑型、第3王子チョウライ呪詛担当。

ヒニョーリ
第2王子カミーラ私設兵、女性。
念能力者、呪憑型、第4王子ツェリードニヒ呪詛担当。

ジダル
第2王子カミーラ私設兵、男性。
念能力者、呪憑型、第5王子ツベッパ呪詛担当。

ブルベーナ
第2王子カミーラ私設兵、男性。
念能力者、呪憑型、第6王子タイソン呪詛担当。

リサムセッタ
第2王子カミーラ私設兵、女性。
念能力者、呪憑型、第7王子ルズ-ルス呪詛担当。

ヌクオコン
第2王子カミーラ私設兵、女性。
念能力者、呪憑型、第8王子サレサレ呪詛担当。

カコ
第2王子カミーラ私設兵、女性。
念能力者、呪憑型、第9王子ハルケンブルグ呪詛担当。

モズべ
第2王子カミーラ私設兵、男性。
念能力者、呪憑型、第10王子カチョウ呪詛担当。

メシュシ
第2王子カミーラ私設兵、男性。
念能力者、呪憑型、第11王子フウゲツ呪詛担当。

カビッチ
第2王子カミーラ私設兵、男性。
念能力者、呪憑型、第12王子モモゼ呪詛担当。

ターラー
第2王子カミーラ私設兵、女性。
念能力者、呪憑型、第13王子マラヤーム呪詛担当。

ウマンマ
第2王子カミーラ私設兵。
念能力者、除念師。

フカタキ
第2王子カミーラ執事長。

・テンフトリ
第3王子チョウライ私設兵。
クラピカ念講習会参加者。

・ジュリアーノ
ハンター協会員、プロハンター。
第6王子タイソン護衛。

・ライス
第2王妃ドゥアズル所属兵。
第7王子ルズ-ルス護衛。

・ファムール
第2王妃ドゥアズル所属兵。
第7王子ルズ-ルス護衛。

・ハピエッチ
第2王妃ドゥアズル所属兵。
第7王子ルズ-ルス護衛。

・オデッサ
第2王妃ドゥアズル所属兵。
第7王子ルズ-ルス護衛。

・ガドー
第2王妃ドゥアズル所属兵。
第7王子ルズ-ルス護衛。

・マクネ
第7王子ルズ-ルス私設兵。

・スカルト
ハンター協会員、プロハンター。
第7王子ルズ-ルス護衛。

そのほか

・シュタイナー
国際渡航許可庁特務課課長補佐。
カキン司法局捜査課出向中。

・ポイケルト
国際渡航許可庁特務課。
カキン司法局捜査課出向中。

Sponsored Link

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)第389話|あらすじ

カキン帝国のナスビ=ホイコーロー国王は、突如世界の外側である暗黒大陸への進出を宣言。
カキン帝国関係者や取り巻き、進出に向けた探検隊、ハンター協会など多くの人間が目的地へ航海中である。

航海の中、次期カキン帝国王位継承権を所有する王子14人が護衛などを使い水面下の情報戦などの戦いを繰り広げていた。

クラピカの念講習会では、参加者が水見式を行い、念能力を使う準備が整う。
異議を申し立てる者が居ないため今後も念の講習会が開かれることが確実になってきた。
すべては下位王子の戦力を底上げし、上位王子らと戦力の均衡を保つため。
ひいてはそれが第14王子ワブルなど下位王子や第8王妃オイトらの生命を保障するための安全策とつながる。
ベストを突き進む状態ではあるものの、クラピカやビルは清貧の士が大金を手にし変貌する様を懸念するも、今はこのまま突き進むしか無いと考える。

一方、第1王子リハンは第8王子サレサレの守護霊獣捕食作戦が成功したため配置換えにより第5王子ツベッパのもとへ出向となる。
本来なら緊急性の高い第9王子ハルケンブルグのもとへ出向したいと考えているが、第1王子ベンジャミン私設兵隊長バルサミルコ=マイト曹長の「自重」という指示に従い行動している。
リハンの能力による守護霊獣捕食の標的となっているツベッパは、その気質からリハンや第1王子ベンジャミンの考えていることを見抜いていた。
対処するため護衛らに対抗手段のデータの分析を急がせつつ、やはり念能力に対する防衛としてクラピカを欲していた。

渡航10日目午前11時30分。
クラピカたちは4度目となる新たな鳴動を間隔が縮まっていると感知する。

そんな中、1001号室第1王子ベンジャミンの部屋では、第7王子ルズ-ルス出向中のカンジドルが呼び出されていた・・・。

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)第389話|ネタバレ&考察感想&無料動画or漫画

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)第389話|ネタバレ


出典:HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)第389話「呪詛(じゅそ)」

第1王子ベンジャミン私設兵カンジドルは、ベンジャミンのもとへ呼び出され同施設兵シカクの自死の状況を事細かに説明、報告する。
当時、第7王子主賓室にいたカンジドル、ほかには5名ほど滞在。
第7王子ルズ-ルス、第7王子私設兵バラーテ、ハンター協会リッジ、バショウ、第2王妃ドゥアズル所属兵ファムール。
発砲音がするまで鳴動の方を警戒し玄関のシカクには無警戒だった。
窓口で対応した第2王妃ドゥアズル所属兵ライスによると、シカクは「第1王子殿万歳」と叫びこめかみに銃口を当て発砲。
発砲音と同時に鳴動は止んだため、関連性の高さを裏付けたと断言。
カンジドルは「交換条件による自殺強要」の可能性を考えていた。
つまりベンジャミンに向けたハルケンブルグの砲口を下ろす代わりにシカクが死を選んだ。
カンジドルの見立てでは、放出系の特徴を有したあの鳴動を単純に破壊力とするならば、「音速を超える直径5メートルの火球」クラスと推定。
念能力者であるなしに関わらず当てれば、死。

だがカンジドルが言う「交換条件による自殺強要」に、バルサミルコ=マイト曹長は疑念を3つ上げる。
1つ目は、鳴動が放出系の攻撃準備だったと仮定して、本当にハルケンブルが本気で攻撃するのか。
なぜならベンジャミンたちはV・VIP(ベリィ・ビップ)エリアで監視交流措置の最中である。
部屋の構造並び上1009号室からだと第11王子、第13王子の部屋を巻き添えにして攻撃することとなる。
ハルケンブルグの継承戦参加を決意したからといって、ハルケンブルグのプロファイルからはかけ離れているし、急激な変化は不自然。
2つ目は、なぜ自殺なのか。
強要ならばほかの王子の暗殺を命じれば良い。
3つ目は、そもそも王子同士が殺し合いをできるのか。
念獣同士、または念獣が王子を殺せるなら、早々に決着がついているはず。
どリラ化が可能ならば、ベンジャミンの気質を継ぐ守護霊獣が攻撃を実行しないのがおかしい。
つまり念獣同士は殺し合いをしないし、王子も直接殺せない。
これが本能(ルール)として組み込まれている解釈となる。
さらに王族殺しは王子だろうと誰だろうと禁忌扱いとなっている。
自制的意識が働くのが自然である。

バルサミルコ=マイト曹長の考えに納得がいったカンジドル。
それならばシカクは操られていたのではと勘ぐる。
バルサミルコ=マイト曹長は、だとしても「なぜ自殺なのか?」という説明がつかないとし、シカクが操作系能力者であるため操作系攻撃の対策ができている、と首をかしげる。
操作系能力の対策というのは、標的を誰よりも早く操作するというもの。
シカクの能力は、発動の際にまず自身を操作する、そのため敵の操作能力を防御できる。
カンジドルは操作系能力者の肝を知らなかった。
同時にバルサミルコ=マイト曹長は、リハンもそのことを知らないかもしれないので「自重」と指示していたし、ハルケンブルグにつける場合は断念も視野にいれる可能性がある、と考える。
考えがいまだ及ばないカンジドルはシカクの自死に関する疑問を投げかける。
受けたバルサミルコ=マイト曹長は、もう一つの疑念について言及する。
それは「なぜ1007号室の前で死んだのか」ということ。
バルサミルコ=マイト曹長はカンジドルに対して当時の状況を可能な限り細かく思い出すよう指示。
またこれからの1007号室のどうこうを注意深く観察し、「なぜ」なのかを探す様に言い渡す。
ここまでが渡航9日目(月曜日)AN10時00分のことである。

翌日の渡航10日目(火曜日)AM11時30分。
クラピカたちが感知した4度目の鳴動をベンジャミンたちも感知し、ハルケンブルグへ出向中の第1王子ベンジャミン私設兵ピクトに連絡を入れる。
歯音の2度押しで答えたピクト、これは緊急時の応答方法で、戦闘中であるとバルサミルコ=マイト曹長は察知した。
受信のままピクトの状況を聞く中、ゴゴゴゴという鳴動の音が鳴り響く。
ピクトは自身の攻撃が効いていないことを説明、つまりハルケンブルグの攻撃は彼が弓を構えたら無敵になる、ということ。

ピクトの「ぐぁッ」という攻撃を受けた断末魔の瞬間、無線の通信が途絶える。
ピクトの能力「表裏一体(ダックルシールド)」は攻防あいまった技だった。
ハルケンブルグを制圧するまではいかずとも現状を維持し敵の動きを抑制することは十分可能、とベンジャミンは考えていた。
バルサミルコ=マイト曹長もハルケンブルグの好戦的な姿勢と彼が一度攻撃準備を整えてしまえば防御不可能な威力であると推測。
来るのがわかっていて守ることも避けることも攻撃すら出来ぬ・・・力。
個人が短期間で会得できる能力の範疇を遥かに超えている、それはハルケンブルグの施設兵団全体で作り上げた「」とみるべきだ、とベンジャミンは認識。
想定以上のの威力に驚くバルサミルコ=マイト曹長、一射ごとに命を削るほどの覚悟をハルケンブルグ等が込めている、とピクトの死で感じ取る。

ベンジャミンの能力「星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)」によって、シカクの死とピクトの生存を確認。
単なる放出系の射撃ではないこと以外は謎な能力、手がかりは必要だがこれ以上無駄に手駒を減らすことはできない、とベンジャミンは思った。
ベンジャミンは、第2王子カミーラに憑いているムッセの念獣を私設兵に憑かせハルケンブルグを探るか、とバルサミルコ=マイト曹長に相談。
だが敵の能力を視認できたとしても効果を把握できるかが疑問なため得策ではない、とした。
対策案としてバルサミルコ=マイト曹長は、下層階の連続殺人事件が多発していることと、第1王子私設兵が立て続けに異変に見舞われている現状から第9王子側に謀殺の疑いをかける十分な状況証拠と動機があること、を持ち出す。
それは第9王子と今いる兵士の分断を狙っているということ、敵の能力が強力なら使わせないのが一番、とさっそく国際渡航許可庁に連絡をとるバルサミルコ=マイト曹長。

やってきたのはカキン司法局捜査課出向中となっている国際渡航許可庁特務課課長補佐シュタイナーと同庁特務課ポイケルトと数名の特務課の人間だった。
彼らの働きにより第9王子は拘束され私設兵団と分断、裁判終了まで接触が禁じられる。
だがピクトの所在、安否共に不明でカミーラ同様証拠不十分で釈放で監視措置となる公算が大きい。
べジャミンもバルサミルコ=マイト曹長も第一回公判が勝負の決め所であり好機、とみて確実に仕留める思惑でいる。

一方、1006号室第6王子タイソンの護衛休憩しつでは、ハンター協会員ジュリアーノがタイソン教典を熟読。
しかも読破したのに何度も読んでいるというところを、ハンター協会員イズナビが驚く。
ジュリアーノはタイソン教典の歌詞がてんこ盛りなところに惹かれていた。
歌にはメッセージ性の高さがあり、伝えたい事がある場合は最適。
それにすでに知っている場合メロディーとして頭に流れ止まらなくなる。
また教典がプロパガンダとして理にかなっていると評価し、何より章ごとのコンセプトや選曲がしっかりしていて面白いことを挙げる。
これらのことから第6王子タイソンをナメていたとジュリアーノが猛省する。
特に最終章「このすばらしき世界」には、心に刺さるモノがあるという。
ジュリアーノは改めてタイソンを王にしたいと考えるが、それはタイソンの理念とは真逆だった。
そのためタイソン教典が王子の遺言に思えてくるという。
それを聞いたイズナビは、ジュリアーノに対して過度な感情移入は危険と忠告。

協会員としてのイズナビとジュリアーノの任務は仮想大陸までの王子護衛だった。
またジュリアーノに関してはそこから先が本番でもある、とイズナビがいう。
肯定するジュリアーノだが「その後の悲劇」が予想できるのに任期満了で去れるのか自信がない、としている。
物思いに耽るジュリアーノがイズナビと護衛交代し、広間へ戻るとタイソンと護衛たちがハッピーバースデーサプライズをジュリアーノに刊行。
ジュリアーノは自身の誕生日がまだ先だとケーキを持ってきたタイソンに尋ねるが、二ヶ月後にはお別れなのでサプライズなのよ、とジュリアーノを祝いたいのだった。
護衛たちもタイソンお手製のケーキが食べられるなんて、とジュリアーノを羨ましがる。
あなたに会えてよかった」と純真無垢な笑顔をジュリアーノに向けるタイソン。
真正面からのお祝いにジュリアーノは涙する。

その頃、1007号室第7王子ルズ-ルスの部屋では、カンジドルが鳴動からのシカク自死の状況を各護衛に尋ねる。
だが知っていようが知るまいが情報を提供してくれる者は少なく、そもそも提供に値する情報かも定かではなかった。
カンジドルは再び1007号室前でのシカクの自死について考える。
部屋の前で自殺する意味で考えられるのは、陽動作戦。
つまり部屋の外に注意を向けてその隙きに目的を果たすこと。
その場合に考えられるのは第2王妃ドゥアズル所属兵経由での策略。
ハルケンブルグが陽動作戦のため大掛かりに動いた目的は第7王子ルズ-ルス暗殺でなければ割に合わない。
当時、第2王妃ドゥアズル所属兵は兵隊長サトビを除きファムール、ハピエッチ、ライス、オデッサ、ガドーの5名だった。
シカク発砲直後カンジドルの視界に居たのはファムール。
ハピエッチとライスはリビングで警護中、オデッサとガドーが休憩室で就寝、何かを企てるなら休憩室の二人であると考えられる。
また休憩室にはほかに第7王子ルズ-ルス施設兵マクネとハンター協会員スカルとが就寝していた。
騒ぎに乗じてオデッサとガドーがマクネとスカルトに何かを仕掛けたと考えることができる。

カンジドルはヒュリコフ程の目利きではないが、1007号室第7王子ルズ-ルスの部屋にいる第2王妃ドゥアズル所属兵6人全員が念能力者ではない、と認識している。
もしもその中に手練がいれば非戦闘能力者を装い、カンジドルの目を欺くことは可能。
だとすると就寝中だった4人にカンジドルが尋問すれば疑いをかけていることを気づかれてしまう。
仮設が正しければマクネを操作してルズ-ルスを暗殺することが考えられるため、カンジドル側からすれば邪魔する理由がなく静観がベスト。
この日の午後マクネが動き出す可能性があるが、スカルトが近くで寝ていたこともあり、事がうまく運ぶとは思えない。
そもそも1007号室内の動向を探るよりも第9王子ハルケンブルグに注力したほうが良いと考えていた。
行動してから理由を考えるタイプのカンジドルだが、そんな性格の人間が継承戦で生き残れないだろう、とも考えていた。
カンジドルが長考しつつ次に当時の状況を確認したのはバショウだった。
なんとバショウはカンジドルと同じ考えを持っていたため、カンジドルは驚く。
すでに第7王子ルズ-ルスにも情報共有済みで王子は否定的だという、その理由が第2王妃ドゥアズルの処世術は「動かない」ことだったからである。
どの王子にも手を貸さないという見解だが、それでも危険がある前提で動かなければ継承戦で勝ち残れない。
またバショウはオデッサとガドーが念能力を使えないふりをしていたとしたらかなりの使い手であるため気をつけるようにカンジドルへ忠告する。
カンジドルは同調したが、バショウの考えはそうではなかった。

バショウは第1王子私設兵の自作自演であると考えていた。
シカクが自ら命を捧げることで発動する能力で、ハルケンブルグに罪を着せてほかの上位王子を狙っていると思っている。
階級組織は構成員の命も平気で弾に使う、「死後の念」使いがいくつか居ても不思議ではない。
最もポピュラーな呪憑型、つまり守護霊獣同様呪いを発動し殺すという類のもの。
守護霊獣や念獣が対象に複数憑くかも含めて注視する、とバショウは考えていた。
その頃、V・VIPエリア第2王子カミーラ監視居住区では、自死を懇願する女性が居た。

その人物は、軍服の左胸ポケットに第1王子ベンジャミンの顔写真を隠し持って眺めている。
彼女は、第2王子私設兵モスワナといい、ベンジャミンを呪い殺すことが担当だった。
つまりバショウが予見した呪憑型の念能力者だった。
古代国家の多くに殉葬という風習があり、古代カキンには「死後伴侶」という特異な殉葬が存在した。
死後伴侶とは国王になれなかった王子の死後を監視するため、共に埋葬される異性を指す。
王子の伴侶と裏腹に不可持民という生涯不変の身分制度のさらに下層から強制的に選出される存在。
その死後伴侶も現代では廃れたが、不可持民として生まれた者の地位は不変で、公職や上級公務員の軍人などになることは出来なかった。
そんな不可持民全員を私設兵に就く機会を与え、私有地に設けた特区に於いて軍兵と同等の地位と権利を与えた、それが第2王子カミーラだった。
カミーラへの圧倒的支持と共に私設兵からの自然発生的に死後伴侶復活の声が上がり、念能力と合体しより強力な暗殺呪詛へと形態を変えた。
第1王子ベンジャミン(男性)の呪詛担当は、第2王子私設兵モスワナ(女性)。
第3王子チョウライ(男性)の呪詛担当は、第2王子私設兵バケット(女性)。
第4王子ツェリードニヒ(男性)の呪詛担当は、第2王子私設兵ヒニョーリ(女性)。
第5王子ツベッパ(女性)の呪詛担当は、第2王子私設兵ジダル(男性)。
第6王子タイソン(女性)の呪詛担当は、第2王子私設兵ブルベーナ(男性)。
第7王子ルズ-ルス(男性)の呪詛担当は、第2王子私設兵リサムセッタ(女性)。
第8王子サレサレ(男性)の呪詛担当は、第2王子私設兵ヌクオコン(女性)(※ 王子死亡のため元担当)。
第9王子ハルケンブルグ(男性)の呪詛担当は、第2王子私設兵カコ(女性)。
第10王子カチョウ(女性)の呪詛担当は、第2王子私設兵モズべ(男性)(※ 王子死亡だが守護霊獣が化けているため気づかれておらず、続投)。
第11王子フウゲツ(女性)の呪詛担当は、第2王子私設兵メシュシ(男性)。
第12王子モモゼ(女性)の呪詛担当は、第2王子私設兵カビッチ(男性)(※ 王子死亡のため元担当)。
第13王子マラヤーム(男性)の呪詛担当は、第2王子私設兵ターラー(女性)。
第14王子ワブル(女性)の呪詛担当は、第2王子私設兵隊長サラヘル(男性)。
彼ら、彼女らは、標的の名前、写真、衣類、体の一部などを携帯し、標的を呪う。
期間やの長さや標的との距離で想う程、呪力が強くなる。
そして術者の子によって能力が発動する理想は、標的の眼の前で自死することだった。

第2王子私設兵サラヘルは、整列している第2王子カミーラ私設兵たちに、シカクが不可持民ではないことが明白だが呪憑型の可能性があることを示唆する。
第9王子ハルケンブルグの私設兵は多国籍であり出自不明者がほとんどなため、不可持民と境遇が似ている者も存在するかもしれない。
もしもカミーラに呪憑型の攻撃が来た場合は、除念師である第2王子私設兵ウマンマの仕事になる。
またすでに亡くなっているサレサレ、モモゼの伴侶と成るはずだったヌクオコン、カビッチは、カミーラと未来のために敵の中に除念師が居ないかを探ることとなる。
サラヘルはカミーラの御手を煩わせないよう、私設兵だちを鼓舞し士気を高める。
つじつま合わせに生まれた僕等(ヨモツヘグイ)」それはカキン不可持民特有の念能力。
標的に縁ある物を小刃と共に携帯、毎日標的を想う呪いの決行日に携帯していた物を燃やしその灰を煎じて飲み干した後、小刃で自刃すると呪念が発動する。
憑かれた者は呪念にオーラを奪われ、最も強力な呪いの場合は強制的な絶状態で呪念にさらされ数時間で死に至る。

サラヘルは、王子たちの守護霊獣が未知数なことやハンター協会員がどれだけ任務に忠実なのかも不確定である、と考える。
不確定ではあるがうまく行けば王子を呪殺でき、除念されてもハンター協会員の除念師を炙り出せるかもしれない。
それには、第10王子、第11王子、第13王子が打倒ではないか、と推測。
第14王子では呪いを念じた月日が短すぎる、と考えつつ第2王子執事長フカタキを呼び出す。
サラヘルはフカタキにモズベ、メシュシ、ターラーの誰が適任か尋ねる。
フカタキは、3人共、V・VIPエリア第2王子カミーラ監視居住区からは、3ヶ月呪殺に掛かる、と見立てる。
また1002号室からならモズべは10日、残り2人なら2週間だ、と推測。
だがヌクオコンの情報で第10王子、第11王子が逃亡未遂で司法局に拘留中であり、死亡説も出ているとわかりフカタキはそうなれば半年以上は掛かる、と推察。
だとすると第13王子担当のターラーが2週間で適任かと思われたが、フカタキは王子の肌に触れるほどの距離でなければ一睨みで呪いは守護霊獣にかき消される、と助言。

早く言えよ!と心の中で思うサラヘルだが、フカタキはふり絞る知恵は経験と同じ力があるため、急がば回れ、若者は膝を擦りむき、老人は薬草を積むのが仕事、と説く。
つまりよく考えてから行動するのが良いということだが、サラヘルは目の前で行う呪殺には難易度と覚悟が相当必要だ、と考える。
となればサラヘル自身が第14王子ワブルのすぐ側で呪えば期間が短く強力な呪念を練れる、と判断する。
カミーラは教えを乞うことを嫌ったが呪殺が目的なら許可してくれるだろう、とサラヘルがクラピカの第2回念講習会へ参加することを決意する。
フカタキの忠告や念押しが多いことからそれが正解の道筋だ、と考えるサラヘルは自身が持たざる者で失うものなどなにもない、と軍人ボケから目が覚める。

一方、1003号室第3王子チョウライの部屋では、クラピカの第1回念講習会に参加していたテンフトリが成果報告をチョウライへしていた。
講習を受けた者全員が念能力を開花させ最終日までには念発動の初歩まで到達できる運びである。
またフィジカル面が飛躍的に向上し可視域の変化は文字通り世界が違って見える。
そしてチョウライの守護霊獣もいまならばその光々しい姿をみることができる。
成果は上々でチョウライもテンフトリの働きを労い、守護霊獣から創り出された硬貨を褒美として渡す。
テンフトリが第一号受取人である、とチョウライの発言を聞いていたコベントバだが、すでに硬貨を手中にしていた。
コベントバが手持ちの硬貨を確認すると桁が1から10に増えている。

Sponsored Link

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)第389話|考察感想

カンジドルの見立てでは、交換条件による自殺強要。
ですがバルサミルコ=マイト曹長が、その見立てに疑念を抱きカンジドルは1007号室の状況を調べなおすことになりました。
ハルケンブルグはシカクに乗り移っているスミドリに対して実験を命令していますが、なぜ1007号室だったのか。
ドゥアズル兵経由のルズ-ルス暗殺なのではとなっていますが、今後の動きに注目ですね。

またハルケンブルグの能力でピクトが新たな犠牲者となりました。
ハルケンブルグ私設兵の誰が乗り移っているかは未だ不明ですが、また何かを企てることは間違いないと思います。
そんなハルケンブルグもカミーラ同様監視対象となりV・VIPエリア監視居住区に移り、私設兵と分断されそうです。
孤立したハルケンブルグの次なる作戦はどの様な感じなのでしょうか。

そしてベンジャミンの能力「星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)」は星の数が増えています。
何人まで能力を増やせるのでしょうか?
私設兵全員だったら相当なメモリを消費しそうです。

一方、ジュリアーノがタイソン教典を遺言だと形容していたのが気になりますね。
次なる被害者は第6王子タイソンなのでしょうか。

タイソンの話の後にバショウの呪憑型の念の話、それにカミーラ私設兵団の念能力「つじつま合わせに生まれた僕等(ヨモツヘグイ)」の説明。
日本神話、古代では埋葬の際に食べ物を一緒に埋めていたそうです。
その食べ物は死者の国の食べ物と言って、それを食べることを黄泉戸喫(ヨモツヘグイ)と言います。
古代人は、死者の国の食べ物を食べると死者が蘇ることができなくなる、という考えでした。
今では仏壇のお供えのごはんがそれに当たります。
ハンターハンターでは食べ物ではなく人として置き換えたのでしょう。
呪殺の描写が続いているので、タイソンが呪憑型で暗殺されるという伏線なのでしょうか。
タイソン暗殺の前に実験として私設兵団長サラヘルが第14王子ワブルに呪殺を計画しています。
失うものがない強さのサラヘル、守るものがある強さのクラピカ、その二人の戦いが見れそうですね。

それにしてもサラヘルの性別が気になります。
死後伴侶は異性を埋葬するとなっていますが、ワブルは女性の赤子なのでサラヘルは男性ということになります。
ですがサラヘルの話口調がなぜか女性・・・ということはちょっとオカマ的な要素が入っている?
それとも死後伴侶復活の際に異性ではなくても良くなったとかなのでしょうか・・・。

最後のページには、第3王子チョウライの守護霊獣の話になっていました。
いまだ不明な守護霊獣の能力、硬貨はどういう意味があるのでしょうか。
増えている数字も気になりますね。

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)第389話|無料動画or漫画

現在調査中です。

まとめ

■ BACK:
第388話「思案(しあん)」
■ NEXT:
第390話「衝突①(しょうとつ①)」

こちらでは、HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の以下の事柄について迫りました。

■ 漫画原作版第389話「呪詛(じゅそ)」:
・ストーリー概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・考察感想
・無料動画or漫画

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう